実は、昔車とバイクのオークション会場に毎週出入りしていました。
その時の事を思い出してみると、車もバイクも外見が8割です。

売却する時には、傷があっても、バッテリーが上がっていても、パンクしていても、事故車でも不動車でも、外見が大事です。
洗車してワックス掛けてホイールが光っていれば、それだけで買取業者の人は欲しいと思います。
プロはホコリが被った状態でも、エンジン掛からなくても、他のパーツの消耗具合を見て「行ける」「厳しい」と高価買取査定が出来るか判断できます。

査定相場の中で最高査定額を狙う、狙わないにしても、せっかくこれまで大事に所有して来たので、出来れば最後キレイにしてあげて欲しいです。
査定業者の査定士は、元バイク屋のスタッフも多く、業者間オークションに出入りしていた人も多いので、一般の人から買い取る車両と、両方見てるので、バイクの状態、メーター読みの走行距離、スプロケの減り具合、チェーンの状態、タイヤの状態などで一瞬で査定額が出て来ます。
 
ただし、ただしですね、大手のバイク買取専門業者は査定士に査定額を決める権限がありません。
本部のえらい人が査定金額を決めます。
査定士が電話するのはその為です。

ベテランの査定士は「このバイクだとこの位」と既に頭に有ります。
価格相場内であれば、交渉してアピールポイントを伝えてみると、査定額を上げる交渉を本部としてくれますが、本部が「これ以上は無理」と言うと、人気車種でも査定士にはどうする事も出来ません。

そういった背景を知っていれば、対策は一つしかありません。
それは、A社、B社、R社、M社、とそれぞれの査定額を出して貰って比較する事です。